FAI投資法30項目のルール |
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[ 参考書 ]
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★1 |
4〜5年下げ,3段下げ完了の銘柄を買う |
負けっぱなし解 釈 |
上昇が期待されるものより,下げきって下値不安のないものを買う。 |
★2 |
2番底の形成を待つ |
負けっぱなし解 釈 |
底は必ず複数回打つ。V字はアヤに騙されないように,慎重に丁寧に2番底を待つ。 |
★3 |
下に来ての6連続陰線に注意W型の底,または小さくとも毛抜きの出るのを待つ |
負けっぱなし解 釈 |
6ヶ月連続の陰線は,それだけでも売られすぎ。これに底型が見えれば絶好の逆張り買いチャンス。経営内容チェックも忘れずに。 |
★4 |
20本下げは20本上がるだらだらと30本下げたものを10本で切り返すと大きく3段上げを見せる |
負けっぱなし解 釈 |
2〜3年下げたものは,かなり整理されている。下げの30ヶ月が1/3の期間で戻るような勢いは,そのまま上に抜けていくようだ。 |
★5 |
三角形に注意切り上がり,二等辺,切り下がり,各三角形のうち切り上がり三角形が最も強い とくに2〜3年あるいはそれ以上かかって形成された三角形は大きく上伸する |
負けっぱなし解 釈 |
これは何度となく実感。見逃さないようにし,自信をもって買いたいところ。 |
★6 |
1株あたり純資産に食い込んだら注意 |
負けっぱなし解 釈 |
人気薄で解散価値を割ってきたら割安。ただし,赤字続きでBPSを食っている状況は見定めが必要か? |
★7 |
2番底の陰線下部の十字は直ちに買い |
負けっぱなし解 釈 |
月足陰線下部の寄せ線は反転の可能性大。1番底と同値付近は要注意。 |
★8 |
三角形の先端陰線下部の十字は直ちに買い |
負けっぱなし解 釈 |
ルール7同様,ここを買わずにどこを買う。 |
★9 |
安値にきての5連続陽線は買いの準備次の2連続陰線をみてから買い |
負けっぱなし解 釈 |
下位の陽線5本。ある程度の値幅に集まる型だが,値が上昇してしまった場合は整理を待つ。買いは陰線をみてから。 |
★10 |
すべて小動きになったあとの兆し陽線に注意そのあとの陰線2本をみて買い |
負けっぱなし解 釈 |
下げてきて,小動きになったあとドンと立つ陽線一本。上げへの変化の兆しだが,陰線新値をみてから買い。日足でもよくある。 |
11 |
保合,または安値からの最大陽線は,そのあとの2/3押しで買い |
負けっぱなし解 釈 |
ルール10の兆し陽線後の押しの目安。陰線新値2本でこの辺りかな。 |
★12 |
W型,M型後の切り返し(両抜きも)は上げのはじめ |
負けっぱなし解 釈 |
「底型+兆し陽線」の組み合わせ。上げ転換の精度向上。 |
★13 |
6〜12ヵ月(またはそれ以上でも)の上げ下げが90°(前後)のとき,その下げトレンドを上抜く陽線は上げの第一歩 |
負けっぱなし解 釈 |
ある程度の規則性のあるうねりが,上に変化したところで,バランスが上に崩れたとみる。 |
★14 |
過去4〜5本を一気に上抜く陽線は上げの兆し |
負けっぱなし解 釈 |
これも兆し陽線の基準。買いはルール10同様。 |
15 |
買うときは2分割またはそれ以上の分割で,細かく分けるときは下値ほど厚く買う |
負けっぱなし解 釈 |
分かっちゃいるが,欲と恐怖が邪魔をする。すぐには無理でも意識しながら実行して慣れなきゃいかんね。 |
☆16 |
ボーダーライン(切り上がり三角形の上辺)を超えたら5円上抜きをみて買い |
負けっぱなし解 釈 |
強力な抵抗線抜けが確認されれば,売り方の買戻しも伴うはずで,素直に乗る。 |
17 |
上離れ3陽線のあと3本目の陽線の半分以下に陰線が食い込んだら上げ幅の半分下がる |
負けっぱなし解 釈 |
月足放れ三手の3ヶ月。一相場の終焉も近いところに深いカブセで,下で買い直し判断する。 |
18 |
1段上げは約100円。しかし,70〜80円で利食いする |
負けっぱなし解 釈 |
統計をとった結果(傾向)と,実践としてのルール。覚えておきたい。 |
☆19 |
上げ途上のプラットフォーム(ボックスの上辺)を抜いたら5円上抜きで買い。陽線3本をみて手仕舞い。再び下げてきたときにプラットフォームの20円上で買い |
負けっぱなし解 釈 |
上げ一服の揉み場での順張りの買い。ルール13同様に上への変化と値幅の統計。 |
★20 |
1株あたり純資産の増加は買い。3期連続増加は絶好。ただし,ここで3連続陽線などで上げていれば売り。 |
負けっぱなし解 釈 |
低位株の業績の回復指標とてBPSの変化に注目。3連続陽線で織り込み済みも注意。 |
★21 |
日本証券決済が大株主10位以内に出てきたら買い |
負けっぱなし解 釈 |
現在の保振制度では,参考にはならないかな。 |
★22 |
人員整理および資産売却は買い |
負けっぱなし解 釈 |
低位株の回復期待材料。 |
★23 |
経常利益予想が30%以上増加だったら注意 |
負けっぱなし解 釈 |
増益予想も当たり外れがあるため,回復予想の目安値として30%のルール。 |
★24 |
同業種の先導銘柄が上伸に転じたら注目銘柄に注意,買いの準備 |
負けっぱなし解 釈 |
業種・関連会社なども,循環物色,出遅れ物色の銘柄選定ヒント。 |
★25 |
5期連続無配および債務超過はチャートが良くても避ける |
負けっぱなし解 釈 |
業績回復を狙う低位株投資とは言え,倒産リスクは避けないと自信が持てない。 |
★26 |
前期が赤字で,今期が経常または税引きトントンの銘柄に注意 |
負けっぱなし解 釈 |
赤字会社は必要以上に売られているため,トントンも回復の兆しとして注意する。 |
27 |
発行株数の5%以上の出来高を見せたら,4日目に利食い |
負けっぱなし解 釈 |
かなりの大商いから,最高値到達の統計データ。目にする機会があったら検証してみたい。 |
28 |
1段上げでも,2段上げでも,陰線の両抜きが出たら(出そうでも)いったん利食い |
負けっぱなし解 釈 |
ルール17に近いが,下げのピッチが早いため,しばらく低迷すると判断する。休むが吉。 |
29 |
10年またはそれ以前の高値でも,それを抜いて新高値をつけたときはいったん売り27,28,29項およびその他いったん利食いした後買い直すとき,または買い増しするときは出来高が細ったときにする。 |
負けっぱなし解 釈 |
長い月足サイクルの逆張り投資では,10年高値の抵抗線は1つの目標とする。 |
30 |
3段上げは天井3段上げで売り 3段目の5連続陽線は売り |
負けっぱなし解 釈 |
よく言われる。相場が高くなるほど強気にならないように注意。 |
付 |
◆資金の2割以上は常に余裕を持つ ◆信用取引買いは絶対禁止 ◆信用取引売りは,この方式3年またはそれ以上の経験後,資本300億円以上の銘柄のうねりを見て行う |
注 |
・ ★ 印は銘柄選定のルール。このうち,8つ以上のルールが適合したら,それを選定銘柄とする。ただし,1項目か2項目でも非常に強力であるなら選定することもありえる。 ・ ☆印のルールは,非常に低位の,または不況の時で動きが詰まっている(小動き)場合にのみしか出現しない。 ・ FAI方式は低位株投資法であるが,低位といっても「いくら以下」と定めたものではない。一応「400円以下」と決めている。 |
「負けっぱなし解釈」については,負けっぱなしの素人相場師が理解を深めるために自分なりに考え,噛み砕いてみたもので,FAIクラブの主眼に沿っているかは定かではありません,ご注意ください。 |
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